幼なじみだからこそ…



『それって友達として?恋愛対象として?』


『友達だよ』


『そう…』


優莉はにっこり笑ってこう続けた


『遥?遥は人に流されやすいから心配なんだ。遥が好きなのは……島山君なんでしょう?ならその気持ちに嘘はつかないでほしい』


『うん、ありがとう』


涙が出ないわけがない


優莉にはいっぱいいっぱい感謝だね