ソフィアは肩から頭を上げ、俺を見つめた。 俺は首を曲げ、縦皺の無いぷっくりとした綺麗な曲線の唇に近付く。 ソフィアが目を閉じ、俺も閉じる。 俺の薄い唇がソフィアの唇と重なる。 初めての感触だった。 一度に幸せの波が押し寄せてくる感じ。 何度も何度も角度を変えてフレンチキス。 プランクトンの弱くなった青い光が俺等を優しく包み込んだ。