オシャレで可愛い友達がたくさん居るアタシアピールをしたかったのだろう。 だから、すっごくすっごく楽しそうにプリクラの中の私が私に笑ってくる。 お財布の中には数十枚のプリクラ。 社会人になってからのプリクラ。 中高大時代の友達たちとのプリクラ。 社会人になってから知り合った人とのは片手で足りるくらいだ。 プリクラの中の私に会いたくなかった。 ふがいなくて、もどかしくて、いじらしくて、 うらやましかった。