「ゴホンゴホン!!
空耳ではなくってよ・・・」

さっきとは違い、はっきりとした声で確かに聞こえる。
まるで時が止まったかの様な町は静かだ。



「っ!!
あなたは神様なんですか・・・?!」


「えぇ、そうよ。その辺のクズと一緒にしないでくださる?
それにしても、
貴方はアルバイトの面接に来たのではないのかしら?」

今さら遊び半分です!!
なんて言えないしなぁ・・・

「そう・・・貴方遊び半分なのね」

「な、なんで考えてることがっ・・・?!」

「だから言ったじゃない
私は神よ?人間の考えてることぐらい寝てても分かるわ」