ー優が飛んだ


アタシどうやって生きて行けばいい?
お願いだから
誰にも言わないから連絡して…


そうメール送った。


でも返ってこなかった。



優には夢があるから。
アタシは応援したかった。
辞めるのも知ってた。

でもこのタイミングじゃなくてもいいよね…。

アタシ本当に死を意識した。


信はそんなに優を気に入ってるのに、嫉妬してたけど。

好きだと何度も言われたけど。


君はキレたよね。

じゃぁ免許証とか全部出せ!
コピーしてくるから!

掛け終わったら好きにすればいい!



バーカ。
こっちからそのつもりだ。
耳揃えて投げつけてやるから
全部拾えよ。


君の好きなんて、その程度なんだよ。

アタシは優を東京で、友達として、仲間として、家族として、大事にしたいと思っていた。

好きだった。
大好きだった。
大事だった。