楽しく飲んでると
朝の4時になっていた。


あたしは人の家に
泊まるのが好きぢゃないし
なにより初対面の人の家。


そろそろ帰ろうと思い

あ「あたしそろそろ帰るね。
Sさん遅くにごめんなさい。
また飲みましょうね♪」

S「全然いいよ〜♪
また誘うね!」

R「あおい帰るんだ!?
あたしは泊まる〜笑」

め「あおいちゃん帰るの?
ぢゃあ俺も帰ろ〜」


あたしは靴を履いて
出ようとしたら

め「あおいちゃんコレ!」


あたしは忘れ物?
と思いめがねくんを見た。


めがねくんの手にはお金。


あ「なにコレ?」

め「タクシー代!」

あ「いらないよ!」

め「もらっといてよ!」

あ「大丈夫だって!」

め「いいから!」

あ「ほんとに大丈夫だよ!」

め「お願いだから受け取って」

あ「ぢゃあ1000円だけ!」

め「1000円ぢゃ足りないよ!」

あ「気持ちだけで十分だよ」


…こんな会話を長々として
あたしとめがねくんは
Sさん家を後にした。