エレベーターに乗り込み、最上階のボタンを押したが、反応しない。


「何で!?」


「…きっと、あそこにいたのは下っ端なのね。

下っ端のカードじゃあ、最上階には行けないのよ。


そう考えれば…最上階にはKがいる!!」


「とりあえず、可能な限り上の階を目指そう。」


私達は、反応した中で一番高い25階に向かった。


エレベーターの中で無線をつける。


25階に到着すると、狐のお面をつけた女の人がいた。


「ようこそ。」

女の人はそう言って仮面を外す。