「何だこのエレベーター… ボタンを押しても動かない。」 瑠都がカチカチとボタンを押すが、一向にエレベーターが来る気配は無い ボタンの横には、細い溝みたいなものがあった。 「…もしかして!!」 私は近くで伸びてるBDの、首からぶら下がっているカードを取り出した。 一見普通の社員証だが、よく見ると矢印が書いてある。 そのカードをさっきの溝に差し込んで、矢印の方向にスライドさせると… 「ポーン」 という軽快な音が鳴った。 再び瑠都がボタンを押すとエレベーターが来た。