「何かご用でしょうか?」

にっこりと笑顔を向けられる。


「…シュンはどこにいますか?

ピエロの仮面をした男の……シュンです。」


受付の人の頬がピクリと動いた。



周りの人の視線が一気に向けられる。


「…シュン…?




馴れ馴れしく呼ぶんじゃないわよ…

シュン様よ!!」


「やっぱり、全員BDって感じ?」


「あんた達…GQね。

待ってたわ」

にやりと不敵な笑みを浮かべられ、とっさに身を引いた。


剣が頭上の空気を切った。


「あっ…ぶな〜」


「チッ!!」

私は皆と背中を合わせて円を作る。