「パチンって音?

……私には聞こえなかったけど…

何だろう?」


「聞こえなかったならいいや!!

じゃあまたね!!」

私はことはに余計な心配を抱かせないために、部屋の扉を早めに閉めた。



《空耳…?そんなはずは無いけど…》


BDの一件があったからか、神経質になっていたのかもしれない。


私はベッドに身を投げてゆっくり目を閉じた。


疲れが体から出ていく感じがする。


気がつくと、私は夢の中にいた。