部屋のシャワーを浴びてくつろいでいると、廊下から パチン と音がした。 《なんだろう…?》 不思議に思い、顔を出してみると携帯を片手に持ったことはがいた。 「ことは、どうした?」 「あ、純ちゃん!! お母さんに電話してたの!!今度の休みに帰ってきなさいって!!」 「へぇ〜 良かったね!! ことはとお母さん仲良いもんね!!」 「うん!!お母さんに新しいお菓子のレシピ習ってくるね!!」 「お!!楽しみ〜!! ……あ、そういえばことは。さっきパチンって音が聞こえたんだけど… 知らない?」