そんな中、前から決まっていたGQの引き継ぎ日がやってきた。


その時に前代と約束した。


もう二度と、あんな事件を起こさないようにすると……


「確かに忘れられないよね…」


心が空を見上げながら呟いた。



「私達は誰も犠牲者を出さない。

そのためには早く事件を解決させなきゃ…」


「そうだね。

でも、焦りは禁物

詰めが甘かったらまた同じような事件が起きるからね。」


「うん!!」


「心!!純!!何話してるの?

早くしないと門限に間に合わないよ!!」

弥生が叫んだ。


私と心は弥生と瑠都の元に駆け出す。