特別機関『GQ』!!

だから今、心は現場に立って、活躍している。

「純、そろそろ行きましょう。

麻酔は最低でも一時間は効く。そのうちに他のメンバーの所に乗り込んできた人を…」


「あー、でもその必要ないみたいよ?」

私は空を指した。


「………ホントね。」

心は笑みをこぼした。

空には、弥生の『昇華』によって上げられた犯人達と、瑠都に協力したらしき鳥たちがいた。


無線に連絡が入る。


『こちら弥生。無事終了しました』


『俺も、同じく。』


「弥生、犯人がずいぶん高く上がっていたけど…殺してないよね?」


『大丈夫。ゆっくり下ろしたから。今はショックで気絶してる。』


「了解。じゃあ表口に集合‼」

心はそう言って、無線を切った。


私達には、掟がある。それは…

絶対に人を殺さないこと。


犯人であろうと、殺さない。気絶させるだけ。

そうしないと、得られない情報もあるし、何より、殺してしまうと犯人と同じになってしまうから…。