「GQの諸君。パトカーで寮まで送ろう。サイレンを鳴らせば、その分早く着くだろうしな。」


「いいんですか?」


「構わん。その代わり、君たちにはこれからも捜査を頑張ってもらう。

恐らくBDによって犯罪は多発することになるだろう。


諸君らにはそのBDに気を付けながら仕事をこなしてもらいたい。」


「「「「…はいっ!!」」」」

全員で敬礼をしてから部屋を出て、寮に送ってもらった。



サイレンを鳴らしながらだとかなり早く着けた。

車を降り、お礼を言ってから寮の自分の部屋に飛び込む。


急いで着替えると点呼が始まった。


ギリギリ着替えをすませ、廊下に出る。

すると真っ正面の部屋から出てきたことはと目があった。