「はい。」
『速報で見ただろう？』
「ええ、ちょうど今見てました。」
『GQ…出動だ。』
「了解。」
私は総監との電話をすぐさま終え、瑠都に電話をかけた。
「瑠都？仕事よ。」
『リーフ銀行か？』
「うん。すぐ出てね。」
『おう』
携帯を閉じる。
「純、行く？」
「うん。仕事。」
「はー…夕食もゆっくり食べられない…か。」
「行こう‼」
私達が駆けだすと、今までの会話を聞いていた子達が
「あ、あのGQ‼頑張ってね‼」
と、声をかけてくれた。
「ありがとう、行ってきます‼」
私達は事件に立ち向かう。
今までも、そしてこれからも。
犯罪者を捕まえるために―――‼
そのための、特別機関GQ‼
~end~
