「来たよ、ことは。」
白い病室の中で横たわっていることは。
「聞いて、今日ね、大幅な学校の改革があって…あんまり話すのやめた‼
今度学校に来た時のお楽しみね‼
あとことはがGQに入るかもしれないよ。一緒に頑張ろうね」
ことはは瞼を閉じたまま…
「もう、ことはをこんな姿にしないように、私、強くなるから。
シュンも、絶対に捕まえるから。
ことはを…守る。」
私はことはの手を握り、その後、病室を後にした。
病院を出て、学校に向かう。
交差点で信号が青に変わるのを待っていると…
「…え……」
向こう側に、シュンの姿があった。
「な‼」
「誰かお探しですか?」
背後から、シュンの声…



