「あのさ…総監には話さなかったんだけど、私の考え聞いてくれる?」
「何よ、純。」
「あいつは…シュンは多分犯罪を起こすと思う。
それにことはか、私達の前に再び現れる…」
「根拠は?」
「シュンは犯罪を起こすことを生きがいにしてるみたいだった。それを急にやめられるはずが無い。
それに犯罪を起こすうえで、ことはの能力を使う方が成功率が上がるから…何としてでもことはの居場所を突き止める。
あと、私達の存在が邪魔だって言ったのに消せなかったから、消しにくるかもしれない。」
「なるほどね…。ありえる。」
「気を引き締めておいた方がいいな…」
「あと、ことはちゃんの居場所もあまり他言しないほうがいいかも。
どこからシュンの耳に入るか分からないから…」
「うん、よろしく。」
「「「了解‼」」」
皆が一斉に敬礼をした。
「じゃあ私、自分の病室戻るね。」
「じゃあ私達は…」
「そろそろ帰ろっか。」
心、弥生と一緒に瑠都の病室を出て、廊下で別れた。
「………」
私は自分の病室がある方向に、足を運ばなかった。



