「だからな、犯罪を取り締まったり犯人を捕まえようとするお前らは邪魔なんだよ。」

シュンの顔から笑みが消えた。


「さっきなんてお前らを全滅させるチャンスだったのに…あのガキ…!!

変に思い入れするから殺せないんだよ!!」


シュンは屋上の手すりを思い切り殴りつける。


「だから…撃ったっていうの…」


「あいつについた俺が馬鹿だったんだ。あいつはもう、俺のボスじゃない。


ただのお荷物さ」


ガンッ!!

シュンの体を手すりにぶつけた。

「純!?」


「…おいおい、何をそんなに興奮してるんだよ。」


「はぁ…はぁ……お荷物…!?ふざけんじゃないわよ…


ことはを…親友を侮辱する奴は許さない!!」


「はっ!!驚いた、まだあいつを親友だと言い張るのか。」


「ことはは学園で過ごした日々に偽りは無いと言った!!

私はその言葉を信じる!!」