「ことは…大丈夫!?」


「大丈夫…

血が止まる」

ことはが指を鳴らすと出血が止まった。


「はぁ…はぁ…

でもやっぱり、ちょっとキツイなぁ…」


「ことは…何で撃たなかったの!?」


「撃てるわけないよ…だって純ちゃんは親友で…

私が学園で過ごした日々に、嘘はないから…」

ことはは深呼吸を繰り返した。



「ことは…」


「皆、早く行って。多分シュンは屋上に行った。私も後から必ず行くよ。」


「ことは…

じゃあ行くね!!後から必ず来て!!」


私達はシュンの後を追った。



「シュン…絶対に許さない…!!」