特別機関『GQ』!!

「純ちゃん?大丈夫?

……動けなくなる。」

ことはがパチンと指を鳴らした。

足が地面とくっついて離れない。

それだけじゃない、指も、首も…全身が動かなかった。


「ごめんね?攻撃しないだろうけど、されたらたまらないから。」


「……BDが、私達の名前も把握してたのは…」

心が淡々と問いかける。


「私が教えたからだよ。入学した時から、このときのために接してたんだから…‼」


「な…んでこんなこと…」

私がそうつぶやくと


「こんなこと…?」

ことはの顔色が変わった。


「こんなこと…か…

そうだね、あなた達からしたらこんなことだよね…

でもこんなことでも私にとっては違う‼あなた達に…GQに復讐するためにここまで来た‼」


「復讐…?」