「アスベスト……石綿か。
あれは素晴らしいものだった。」
「……人体に影響を与える魔の物質よ!?」
「化学者は、世を便利にしていくものだ。
人の体を気づかうのは医者の仕事。俺たちには関係が無い」
「関係無い…!?」
弥生の肩が小さく震えだす。
「…豊かになる時、失うものも大きい。
そうして被害を被るのはいつだって弱者…!!
今だって地球温暖化なんてものが発生してる!!これは…自然の反撃よ!!
森林伐採、環境汚染…それらを起こさせたのは」
「化学者のせいだと言いたいのか?」
エンティが弥生の言葉にかぶせる。
あれは素晴らしいものだった。」
「……人体に影響を与える魔の物質よ!?」
「化学者は、世を便利にしていくものだ。
人の体を気づかうのは医者の仕事。俺たちには関係が無い」
「関係無い…!?」
弥生の肩が小さく震えだす。
「…豊かになる時、失うものも大きい。
そうして被害を被るのはいつだって弱者…!!
今だって地球温暖化なんてものが発生してる!!これは…自然の反撃よ!!
森林伐採、環境汚染…それらを起こさせたのは」
「化学者のせいだと言いたいのか?」
エンティが弥生の言葉にかぶせる。



