暗い廊下にひっそりとある部室。


そこには校内一地味な『お悩み解決部』が存在している。


「ああ〜!!暇だよぉ…」


机をガタガタと揺らす私に対して


「うるさいよ。それに机壊れちゃうでしょ?」

と、注意したのは内田心。

「だってさぁ…仕事が無い〜…」


「まったく…。内心嬉しいくせに。

今日の任務のために体力温存できるから?」

ギクリ!!


「こ、心!!勝手に人の中覗くのやめてよ!!」


「覗くまでも無いよ。

顔に書いてある。」