「あら…きく…」


「返事…くれる?」

「あたしで…い…の?」


「年上のくせに泣き虫で頼れない守ってやんなきゃなんねぇお前がいい」


初めて抱かれたその腕

欲しかった温もり


なんども頷きながら背中に手をまわした。