学校帰り、最近オープンしたばっかりのカフェでわたしは虹羽に助けを求めた。 「でもさー不思議だよね? あんなに嫌ってたのに……」 わたしと響のことに興味津々の虹羽。 「だって……わたしだって信じられないよ……ねぇ、どうしたらいいと思う?」 「もうちょっと頑張って話しかけてみたら? あいさつだけじゃなくてさ、会話しなよ!」 「会話? 何の話題で?」 響とどんな話しろっていうの?