あーでも、隣は誰なんだろう? それも重要。 まぁ、あいつじゃなきゃいいんだけど……。 「初音、そうそう落ち込むなって! きっと、いいことあるって、一番前でも」 虹羽が肩を叩く。 一番前でいいことなんて絶対ないし! 特にわたしの大ッ嫌いな英語なんて、絶対、当たるじゃん。 ああ……考えるだけで頭が痛い……。