「まぁ、そうならないためにも、そうね……高校生になったんだし、門限は7時で……」 「おばさん、せめて8時にしてもらえないですかね? あと、密室で二人きりにならないってのも何とかならないですか?」 観念したように響がお母さんに笑う。 「そうね……あんまり厳しくしてもかわいそうだから…… 密室はなしの4か条で、門限は8時にしましょうか?」 「ええ。初音ちゃんはそれでいきましょう」