MIRACLE STATER〜大ｯ嫌いな幼なじみ〜

「そうね……じゃぁ、とにかくうちに入って」



わたしと響はリビングに連れられ、お母さんたちも向かいに座る。


そして、お母さんがどこからか雑誌くらいの大きさの封筒を差し出した。


「これ、中を見てみて」


「何？」


わたしは響と顔を見合わせて封筒を開けた。


中には１枚の紙が入っていた。