「何か用事だったかしら?」 「あっ、暗くなっちゃったから、響に送ってもらったの」 静かにしていた初音が口を開いた。 「あれ? 虹羽ちゃんのとこに泊まったんじゃなかったの?」 「虹羽のとこに泊まったよ? で、帰りに響が来て……」 困った様子の初音。 だよな……この状況で説明なんて難しい。 ってか……勝手にオレの判断で説明してもいいのかな? いいよな? だって、オレは初音のこと、好きだし、この先も好きでいるし……。