「あっ、謝らないでよ……」 「えっ?」 「ひ、響は悪くない……び、ビックリしただけで……嫌だったわけじゃないし……」 嫌だったわけじゃない? 「初音?」 それって……。 「き、急だったから……もーヤダ!」 オレの目の前で初音が体操座りをして顔をうずめた。