「友達、来ないんだろ? だったら、その間、オレたちと遊ぼうよ」 「だから、来るって! 放して!」 しつこいんだって! 男達から腕を振り切ろうとする。 でも、相手のほうの力が強くて、振り切れない。 やっぱり男の力にはかなわないの? これでもわたし、力あるほうなんだけど……。 「じゃぁ、その友達、後で呼ぼうよ、行こうぜ!」 男二人が力ずくでわたしを引っ張る。 「ちょっ……ムリだって! 放して!」 さらに大声になるわたし。