わたしも響の隣に座るんだけど、ちょうど視線の向こうにはグラビアのカレンダーが目に入る。 何か……集中できない。 それに、隣の響からの視線をすごく感じるんですけど……。 「な、何?」 わたしは痺れを切らして響の方を見た。 「い、いや……何で髪、伸びてんの? もっと短くなかった?」 「あーエクステつけたんだ……」 「エクステ?」 響が不思議そうにわたしを見てる。