あ〜楽しい! そんなわたしと響くんの間にいる初音は、オドオドした様子。 そして、響くんは、片手で頭を抱え込んでいる。 きっと、わたしを負かす事を考えているんだろう。 でも、しばらくはわたしが勝つ事間違いないんだけどね。 「じゃ、初音、そーゆーことで!」 わたしはヒラヒラと手を振って、響くんの横で立ち止まる。