MIRACLE STATER〜大ッ嫌いな幼なじみ〜



だってねぇ……今日の夜はわたし、初音とずっと一緒だし。


そんなことは知らないだろうから……教えてあげなきゃね。


わたし、思わず笑みがこぼれる。


「まっ、初音、家に帰ってから着替えておいで!」


わたし、響くんを見た。


「それ、どーゆーことだよ!」


にわかに焦ってる様子の響くん。