「最後までやってる奴だっているんだし」 「うそっ……」 思わず手で口を押える。 さ、最後までって……。 あんなことやこんなこと……だよね? それを学校で? あー頭、クラクラしてきた。 っていうか……もしかして、響はそんなことないよね? 「まっ、オレはやったことねーけど……」 わたしの気持ちを察したのが、響がそう、付け加えた。