「うっ…」
(な、なんだこの『ゴールデン・ローリング・ラブアタック』っていうタイトルは…
何かの技の名前か?
えっ…
恋愛小説?
どんなストーリーだと、ラブアタックになるんだ???)
孝志は余りの出来事に言葉を失ったが、更なる衝撃が待っていた。
涼太の小説は、1ページ3行…
しかも、それで20ページ完結。
最初は適当に感想を言おうとしていたが、何の言葉も浮かばない…
浮かばないというよりも、読んでいるうちに徐々にムカついてきた。
「どうだ孝志?
傑作だろ!?」
最高の笑顔を見せる涼太だったが、孝志は我慢できずに思った事をぶちまけてしまった。
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