涼太は1時間目の数学の時間に…


『ゴールデン・ローリング・ラブアタック』

というタイトルの恋愛小説家として、堂々デビューした。

当然、内容は未定…



とりあえずタイトルを入力し、表紙を適当に書いた後、トップページに戻ってある事に気が付いた。



「木いちご新人賞開催中…なんだそれ?」

涼太がケータイ小説家としてデビューした時は、ちょうどケータイ小説大賞を実施している最中だった。

しかも…



「特別審査員ケータイ小説家シャコ…

な、なにー!!
ひょひょひょひょひょ…

落ち着け涼太!!


ひょっとして、大賞取ったらシャコに会えるんじゃないのか~」


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