「そうだ。
強気に攻めるんだ!!」
「でもな孝志…
俺に文才なんて無いぞ。
それでも書くのか?」
孝志は握り拳を作り、目の中に炎を宿して語り続けた。
「気持ちで負けたらダメだ!!
やらないうちから諦めたら、何も始まらないぞっ
難しいコマンドでも、慣れればちゃんと出来る様になる!!
プッシュだプッシュ」
涼太は大きくうなずいた。
「そ、そうか!!
コマンダーの様に、戦う男になれという事だな?
諦めずに、書かなきゃ近付けないもんな」
「よしっ
そこで決め技の、ゴールデン・ローリング・ラブアタック!!」
「おー!!
タイトルは、ゴールデン・ローリング・ラブアタックでいけば良いんだな?
恋愛小説か…
よし頑張るぞ。
ありがとな孝志!!」
涼太は携帯電話を握り、走って行った。
「涼太っ
AABB↑↑→←を高速でプッシュだ!!」
.



