その夜…
涼太は久しぶりに悩んでいた。
シャコを永遠に幸福にさせるとは言っても、現状はただの妄想大暴走中だ。
どうすれば、シャコに近付く事が出来るのだろう…
ベッドに寝転び、テレビに映し出されていた後ろ姿を思い出して…
枕に抱き付いて、お尻をフリフリしていた。
「ハッ!?
真夜中に、楽しくお尻をフリフリしている場合じゃない…
そうだ!!
こういう時は、孝志に相談しよう。
前回も、孝志はナイスアイディアを提供してくれたからな…
よし、そうしよう!!」
涼太はそう勝手に納得すると、またも厄介な問題を孝志に投げ掛けようとしていた。
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