涼太は一言も言い返せず、歩きながら黙り込んでしまった。


「涼太、勘違いするなよ。そうじゃないんだ…

何とかしたいなら、どうにかする方法も考えとかなきゃダメだろ?
って事が言いたいんだ」


涼太は立ち止まると孝志の方を向き、向かい合って両肩に手を乗せ言った。

「ありがとな孝志!!
ちょっと考えてみるわ」



翌日…

学校では、その光景を目撃した生徒達により、涼太ホモ説が流された。


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