涼太はどうすれば良いのか、まったく分からなくなった…
まるで、ヤマが外れた数学の試験くらい、どうする事もできなくなった。
たまたま読んだケータイ小説が、シャコの作品だった。
優しい感想の返事をもらい、浮ついた気持ちでここまで突っ走ってきた。
でもそれは単なる憧れで、恋とか愛とか…
そんなものとは違っていたんだ。
でも…
こうして作品を読んでいくうちに、シャコという人間に直接触れ、想いを受け止め…
でも…
それは嫌だとか幻滅したとかそういう事ではなくて…
一人の人間としてのシャコを見つめる事で、本当のシャコがもっと知りたくなって…
もっともっと
本当のシャコに近付きたくなって…
でも…
だから途方に暮れているんだ。
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