「しかし、何で回転寿司に行く事になったんだ?
それに、母ちゃんがシャコばかり渡すし…」
涼太は2階に上がると、薄暗い部屋に充電が完了した携帯電話を見付けた。
お、おお~
充電完了か!!
いますぐ、愛してます登録するぞっ
携帯電話を充電器から外すと、電源を入れケータイ小説サイトにアクセスした。
そして、シャコのプロフィールを開いて、一番下にあるファン登録を……
いや、俺のだけは愛なんだよ愛!!
涼太はひとまず、携帯電話を置いて机に座り…
セロテープに赤いマジックで"愛してます"と書くと、携帯電話の画面に貼った。
あーっはっは!!
これで俺だけ"愛してます登録"だ!!
すまんな、その他大勢のファン達よ!!
何度でも押しちゃうよ~
>不正なアクセスです
あ…
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