ケータイ小説作家に恋をしました。


「と、図書館!!」


図書館にまで、ケータイ小説は進出しているのか!?

そうかそうか、あそこならタダだ!!
うほほ~いっ


涼太は孝志の手を両手で握り締めブンブン激しく振ると、目を潤ませながら図書館へと急いだ。



図書館は何と…
まるでマンガの様に都合良く、本屋の裏側にあった。


涼太は図書館の自動ドアにぶつかる程の勢いで、中に入った。


ガン!!


本当に激突した…

「痛てて…
急ぎ過ぎて、自動ドアにぶつかるなんて…」


自動ドアにぶつかった男が珍しいのか、中にいた人達の注目を浴びながら、検索用のパソコンの前に座った。


「よーし、よーし!!
天使がくれた恋…と」

パソコン画面には、恋い焦がれた"天恋"の文字が!!

しかも、貸出可になっている!!


「B列の3A!!
出撃だぁぁっ!!」


俺は場所を確認すると、職員の注意を無視してスキップで急行した。


「あ、館内は走らない…スキップはもってのほかです!!」


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