ケータイ小説作家に恋をしました。


「おう涼太!!
お前、こんな不似合いな場所で何してんだ?」


この声は孝志!!
まったく、なぜこんなタイミング良く出没するんだこいつ…

「い、いや…」


涼太の正面に回り込んだ孝志は、嬉しそうに満面の笑みを浮かべた。

「あれあれ~
涼太ちゃん、いったいどうちたんでちゅか~
何か悲しい事でもあったのかなぁ?
泣いちゃだめでちゅよ」


くそっ
俺がアニメの主人公なら、今頃こいつは空の彼方に消えてるぞ!!


しかし、もうこれ以上変な噂を流されてもかなわないし…

ここは笑われても良いから、本当の事を話そう。


涼太は馬鹿にされる事を覚悟して、ケータイ小説を読んで号泣した事を話す事にした。


.