東京駅に着き、まったく土地勘が無かった涼太は、仕方なくタクシーに乗って出版社に向かった。
出版社に着き受付で 名前を告げると、受賞者の待合室に通された。
待合室にいた他の4人と挨拶を交わしたが、まるで上の空だった。
今の涼太の頭を支配する事は、シャコに会ったらどうするかという事だけだ。
このビルのどこかに、シャコは来ているのだろうか…
涼太の緊張はピークに達していた。
その時、突然部屋の扉が開き涼太を含む受賞者は、会場へと誘導された。
涼太は受賞者の一番後ろを、うつむいたまま廊下を歩いて行った。
そして会場へと足を踏み入れた…
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