「別にいつもと変わらないよ?」 「うん…」 「何も… 別に話す事なんて何もないよ」 「うん…」 「……そんなに悲しそうだった?」 「うん…」 「偶然出会って2日目だよ?」 「うん…」 「なんでここにいるの?」 「うん…」 「……泣いちゃうじゃん」 「うん…」 何となく… シャコの様子を見ているうちに、涼太には分かってきた。 今から聞く話は、自分にとってツラい話になるのだと… .