ケータイ小説作家に恋をしました。


ない!!
どこにもない!!

こんな田舎だと、ケータイ小説なんて売ってないのか?

し、仕方がない…
店員に聞いてみよう。


買わないのに、本の場所を聞くなんて、かなり心苦しいが…

「すいません。
ケータイ小説って置いてないんですか?」


涼太は勇気を振り絞り、近くで本の整理をしていた女性店員に声を掛けた。


「それなら、こちらですよ…」

店員は必死の形相で迫ってくる俺にたじろぎながらも、レジの目の前にあるケータイ小説コーナーに案内してくれた。



ケータイ小説専用のコーナーがあったなんて!!

時代は今、ケータイ小説なんだな!!


本棚いっぱいに並ぶケータイ小説を前に、猛烈に感動しながらシャコの作品を探した。


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