涼太は新幹線に飛び乗ると、一路大阪を目指した。


新幹線に乗っている間も、トンネルの合間にメールを送り続けた。

メールをうっている間だけは、シャコが現実から離れられると思っていた…


一体何が、ファン重視のシャコにイベントを延期させたのか?

涼太は不安で仕方がなかった…



大阪駅に着いた時には、既に午後9時半になっていた。


果たして、ここからどう行けばシャコの元に行くことができるのか…

半分仮死状態の脳味噌を叩き起こし、改札のすぐ外で思い切り頭を振ってみた。



その時…
涼太の途切れ途切れになっていた脳内のシナプスが、奇跡的につながり脳味噌が高速で回転を始めた!!


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