涼太は驚きのあまり、後ろにひっくり返ってベッドの角で、後頭部を痛打した。

しかし、涼太は痛みなど感じるはずもなく、床の上を激しくローリングした!!


「うおぉぉぉ~!!
やはり、俺とシャコは赤い綱で結ばれていたんだ!!

がっちりと、小指と小指がっ」


綱じゃ結べねー!!



涼太は運命を噛みしめながら、窓を開けると叫んだ。


「シャコー!!
待ってろよ~
新人賞を取って、必ず迎えに行くからなー!!」


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