ケータイ小説作家に恋をしました。


2時間後…

涼太は栄養ドリンクを片手に、涙と鼻水でクシャクシャになっていた。


「いい!!

いいぞシャコ!!
泣けるぞシャコ!!
上手いぞシャコ!!」


涼太は恥ずかしいほど単純に、2時間ですっかりシャコファンになっていた。


「う~む。
これはぜひとも、この"天恋"を読まなくては…」


しかし、小遣いも残りわずかだ。とても、本を買う様な余裕はない…

ここは、母ちゃんに緊急処置をしてもらわなくてはならない。


それより、余りに泣き濡れてクタクタだ…
体重も3キロは減ったな。

栄養も補給しないと、明日の朝にはミイラだ…



涼太は泣いていた事がバレない様に、サングラスをかけて階段を下りた。


「母ちゃん、飯食わせてくれ飯!!」

「あんた、いらないって言ったからないよ…」


「母ちゃん、じゃあ小遣い支給してくれよ小遣い!!」

「あんた、いらないって言ったからないよ…」



ガ――――――ン!!


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