その時…


どこからか、声が聞こえてきた。



「…シャーコ
…シャーコ、オー」


その声は、徐々に大きくなっていった…


「シャーコ、シャーコ、オー!!
シャーコ、シャーコ、オー!!」


その声は、いつしか町内を包み込み巨大なシャココールになった!!


涼太の小説の感想欄には、一時サーバーがダウンするほどの励ましのコメントが殺到した。


>シャココールが、こちらまで聞こえてきました。
頑張って下さい!!

ちなみにここは京都です。


涼太の家とは200キロ以上離れていた。


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